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矯正歯科の医師の気になる年収はいくら?安定した経営に必要なポイントも解説します

矯正歯科医は、患者様の歯並びのお悩みに寄り添う矯正治療のプロ。認定医や専門医として活躍する矯正歯科医が多くいますが、実際にいくらぐらいの収入を得ているのか気になるかと思います。そこで今回は矯正歯科医の年収について解説し、開業をめざす場合に考えておきたいポイントについてもご紹介します。

 

■矯正歯科医の年収はいくらぐらいなのか?

矯正歯科医の年収は700万円前後といわれておりますが、それは中央値であり、なかには1500万円以上の収入を得ている方もいます。反対に年収が350万円未満の方もいるのが現状です。以前は平均年収が1000万円以上だったころもありましたが、現在では減少傾向にあります。

矯正治療は自費診療で費用も高額です。都市部では、矯正歯科を利用する患者様や治療実績の多い傾向にありますが、地方では比較的少ないこともあり、年収には大きな差が生まれると考えられています。

 

■矯正歯科医の年収が減少した理由

矯正歯科医に限らず、歯科医師全体の平均収入は減少し続けています。その理由は、患者様の需要に対して歯科医師の人数が非常に多く、需要と供給のバランスが崩れているからです。

厚生労働省の発表では、2021年現在で全国に68024軒の歯科医院があり、その数はコンビニよりも多いといわれております(医療施設動態調査)。1980年代ごろまでの日本は虫歯の患者様が多く、歯科医師が不足していたため、人口比に対する歯科医師の人数を大幅に増加させる対策を行ってきました。

しかし、現在はフッ素や予防治療の意識が国民の間に定着し、虫歯の患者様は年々減少した結果、歯科医師の供給過多が起こってしまっているのです。

 

■矯正歯科医が考えておきたい開業費用について

歯科医院を開業するには、設備やテナントの賃料などのさまざまな費用を含めて、最低でも5000万円以上が必要になるといわれております。充実した設備や内装のデザインなどにこだわる場合は、さらに追加の費用が必要です。

多くの場合は借入金をもとに開業をめざしますが、立地が悪く近隣の競合よりも集患が少ない場合は経営面が厳しくなり、数年後には廃業してしまう恐れもあります。

開業後の安定した経営をめざすには、立地や競合の状況、月の固定費やローンの返済などのキャッシュフローについて、事前に考えていくことが大切です。

 

■まとめ

今回は矯正歯科医の気になる年収について解説いたしました。地域の歯科医院に矯正歯科医として勤務する場合は別ですが、ご自身で開業する場合には開業資金や事業計画などをしっかりと立てることが大切です。

当社では土地やテナントの選定などの金銭面を中心にした事業計画、キャッシュフローの改善など開業前から開業後のサポートまでトータルで対応しています。歯科医院の経営に起こりがちなお悩みの解決に強みがありますので、いつでもお気軽にご相談ください。

 

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