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オープニングスタッフは辞めやすい?クリニック開業後に起こりやすい採用トラブルへの対策

クリニック開業後はさまざまなトラブルが起こります。なかでも多いのがオープニングスタッフの退職です。

オープニングスタッフに関しては「どんな人材でも欲しい」「実績のある人以外は採用したくない」などさまざまなお考えをお持ちかもしれません。

しかし事前にオープニングスタッフ特有の採用事情を知っておかなければ、後で大量にスタッフが離職してしまう結果に繋がりかねません。そこで今回はなぜクリニックのオープニングスタッフは辞めてしまうのか?その対策にはどのような方法があるのかをまとめました。

■なぜクリニックのオープニングスタッフは辞めやすいのか?その理由と対策

クリニックのオープニングスタッフが辞める理由として、当社がよく見聞きする状況を5つに分類しました。またどのような対策をすれば離職を防げるのかの指針もまとめています。

 

  • 1.医院の採用方針と求職者の考えにズレがあった

「オープニングスタッフは辞めやすい」というのは、医療業界だと多くの方に知られていることです。そのため「最初の忙しい時期を乗り越えられれば良いので、どんな人材でも欲しい」という考えをお持ちの方もいらっしゃいます。しかし、どのように医院を運営していきたいのかを採用時に伝えなければ、スタッフは働き始めてから違和感を覚えてしまい、早期退職の要因に繋がりかねません。

○主な解決手段は「クリニックの目標・理念を求職者と共有する」

それぞれの医院が考えているコンセプトをもとに、明確な採用基準を打ち出すことが重要です。そしてそれを必ず求職者に伝えることを心がけましょう。採用が進むと実績や経歴だけで評価してしまいそうになりますが、医院のカラーやコンセプトにあっているかどうかを冷静に見極める必要があります。

  • 2.医院の運営方針が頻繁に変わる

開業すると、「治療に専念できない」「当初の集患人数と実状にズレがある」「口コミで悪いレビューを付けられる」などさまざまなトラブルに見舞われます。そのため、当初考えていた医院方針をブラッシュアップすることもあるかもしれません。その際に治療方針や設備などを含めて考え方を何度も変えると、スタッフも働きにくくなり、院長とスタッフの間に温度差が生まれやすくなるのです。

○主な解決手段は「スタッフと日頃からコミュニケーションをとる」

開業後に開業当初と指針が変わるのは仕方のないことです。しかし、頻繁に考え方を変えるとスタッフにとって大きなストレスになります。そのため、方針を変える際は院長の独断で運営方針を決めるのではなく、医院のスタッフと話し合うことを心がけましょう。そのためには日ごろからスタッフとコミュニケーションを綿密に取り、話しやすい環境を作っておくことが重要です。

  • 3.教育やトレーニングが不足している

離職者に話を聞くと「歯科医院で働き始めたが、教育や指導をほとんどしてもらえなかった」という不満の声を伺うことがあります。院長の立場からすると、仕事をしながら覚えてほしいといった要望もあるかもしれません。しかし、だからといってマニュアルなどを用意せず、昔ながらの「見て学ぶ」ような指導ではスタッフが不満を抱く可能性が高くなります。

○主な解決手段は「マニュアルを用意し、教育や指導をしっかり行う」

しっかりと目標に沿って教育や指導を行うことはもちろん、技量や評価などを明記したわかりやすいマニュアルを準備することも重要です。ときには第三者に依頼して、医院専用のマニュアルを作成することも必要になってくるかもしれません。初期費用はかかりますが、スタッフのキャリア形成にも結びつくので、仕事の満足度も向上しやすくなります。

  • 4.労働基準法など法令順守の意識が欠如している

開業してしばらくは日々の忙しさやスタッフの人数不足から、就業規則を遵守することが難しくなるかもしれません。しかし、当初の勤務条件や労働条件が守られない状況が続くと、スタッフの間に不信感が生まれます。医院の働き方に関しては院長の独断で決めるのではなく、労働基準法など各種法令に則るほうがスムーズにスタッフも働けるようになります。

○主な解決手段は「各種法令を知り、院長自身が遵守するようにしましょう」

医療機関では、例えば医療法や医師法や薬機法、医療広告ガイドラインなどを遵守するのは当然のことです。それに加えて、育休や介護休暇、残業の扱いなどを正確に就業規則に明記しておくことも大切です。各種法令を院長自身がしっかり遵守することで、スタッフからの信頼感が育まれます。

  • 5.業務量が多く、休みたいときに休めない

「常に業務量が多く、人数をぎりぎりで回しているので休みたいときに休めない」退職理由として多い理由の一つです。特に現在は趣味を重視したい方や、子育てに時間を使わなければならない働き手も多くなっています。つまり、各スタッフが休みたいときに休めるようにシフトを調整するのは必須と言えます。

○主な解決手段は「院長自身が積極的に働き方改革を推進」

院長が忙しいのは仕方ないかもしれませんが、その考えをスタッフに共有するのは避けるべきです。医院にも一般企業同様に働き方改革の波が押し寄せてきています。「休憩時間が確保されている」「診療前の準備が労働時間に含まれている」「有休がしっかり消化できる」など、スタッフが働きやすい職場づくりを進めていくことは、優秀な人材を採用するうえで欠かせません。

 

■まとめ

近年求人の採用コストはどんどん上がっています。そのため、スタッフが一人辞めるだけでも時間や労力、費用などの負担が以前より増している状況です。今回の解決策を開業当初から実践するのは難しいかもしれませんが、少しずつ制度や環境づくりなどを整えていけば、スタッフの定着度も格段に向上します。ただ院長先生は開業直後は特に忙しいのも事実です。その際は当社にぜひお任せください。税務、教育、採用などトータルでサポートし、より安定的な医療経営をお手伝いいたします。

 

 

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